お知らせ

２０２４年 １月 １８日

各位

株式会社ＮＳ･コンピュータサービス

2024年1月17日、新潟県教育庁高等学校教育課様からのご依頼で、新潟県立新潟県央工業高等学校(新潟県三条市)にて、プログラミング授業を実施しました。当日は、「世界に通じる日本のものづくり体験」と題し、C言語と自社製の教育用メーター基板を用いた、組込みソフトウェア開発の演習を行いました。

【授業の様子】座学の後、2〜3人の生徒でグループになり、専用PCとメーター基板で演習を実施

情報電子科の生徒を対象に、組込みシステム開発業界の期待されている役割や、ソフトウェア設計に必要なスキル、マイコンについてなど、基礎的な内容をお伝えした後、組込みソフトウェア開発の演習を行いました。演習では、実際にプログラムを書いてもらい、マイコンへの書き込み、動作確認までの一連の流れを体験してもらいました。プログラムが予想通りに動くと、生徒からは「ヨッシャー！」という声が上がり、プログラム開発の達成感を得てもらえたようでした。

【授業の様子】真剣な眼差しで、授業に取り組む生徒の姿が印象的

今回の授業は、高等学校の新教育指導要領が改訂され、2022年4月から開始された選択科目の「情報Ⅱ」の一環として行われました。情報Ⅱでは、必修科目の「情報Ⅰ」に比べ、情報システムの応用的な力を育むことを目的としています。ただし、情報Ⅱの科目を設置している新潟県内の高校は5校にとどまり、専門的な知識や技術を持つ外部人材の支援が求められています。弊社では、そのような状況を解決する一助となればと考え、今回の授業を実施させていただきました。NSCSでは、教育機関様向けのICT機器やソフトウェアの導入だけでなく、IT人材の育成にも注力してまいります。