2026年8月20日・21日の2日間、魚沼市教育センターにて魚沼市の小学5年生から中学3年生を対象に「夏休み特別プログラミング講座」を開催しました。本講座には、昨年度から連携しプログラミング教材の開発に取り組んでいる長岡大学の学生も講師として参加しました。定員20名に対して多数の応募があり、満員での実施となりました。参加した子どもたちは、2日間にわたり集中してプログラミングに取り組みました。
テーマは「計測と制御」
今回の講座で扱ったのは、小中学校の学習指導要領にも位置づけられている「計測と制御」です。教材には、プログラミング教育で広く用いられている「micro:bit(マイクロビット)」と「アーテックロボ」を使用しました。
1日目:Scratch×micro:bitでオリジナルゲームを制作
初日は、Scratchとmicro:bitを組み合わせたプログラミングに取り組みました。micro:bit本体のセンサーやボタンを活用し、魚を釣り上げる「釣りゲーム」や、有名ゲームを模したキャラクターが動くアクションゲームを制作。意図した動作を実現するため、プログラムの修正と試行を繰り返しました。
2日目:アーテックロボでライントレースカーを制作
2日目は、アーテックロボを使用し、赤外線センサーで黒いラインを検知しながら走行する「ライントレースカー」の制作に取り組みました。センサーから得られる情報をもとにロボットの動きを制御する過程を通じて、「計測と制御」の考え方を実践的に学びました。
講座の最後には、参加者一人ひとりが「工夫した点」や「難しかった点」を発表しました。自身の取り組みを振り返るとともに、他の参加者の発表からも学ぶ機会となりました。発表終了後には修了証が授与され、2日間の講座は終了しました。
それぞれの工夫が形に
参加した子どもたちからは「とても楽しかった」「楽しかった」との感想が多く寄せられ、プログラミングに対しての興味関心の高さを感じました。用意されたプログラムをそのまま動作させるだけでなく、ロボットを独自の形に組み立てたり、ブザー音やLEDの制御を応用して起動時の演出を加えたり、サンプルプログラムに改良を加えてより高度な動作に挑戦したりする様子も見られました。同じ教材を使用しながらも、参加者それぞれが自らのアイデアを取り入れ、試行錯誤を重ねながら作品を完成させました。こうした過程は、プログラミングそのものの楽しさに加え、「自ら考え、工夫して形にする」ことの意義を体験する機会にもなったと感じています。また、指導にあたっては、長岡大学の学生が子どもたちのそばで質問に答えたり、つまずいた箇所を一緒に考えたりする場面も見られ、年齢の近い学生ならではの距離感が、子どもたちの積極的な取り組みを後押ししました。
NS・コンピュータサービスは、今後も長岡大学をはじめとする地域の教育機関と連携しながら、地域の子どもたちがデジタル技術に触れる機会を提供するとともに、地域のデジタル人材育成に取り組んでまいります。
関連リンク
・昨年度の様子 | https://nscs.jp/news/?itemid=150&dispmid=577